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イタリア旅行記 6 (sei)

●ここまでのあらすじ 
成田>ミラノに2泊>Mantova 

◆4日目 隣の Italiana(イタリア人女性) 

さて。今日は Venezia だ。 
Milano のホテルで朝食を食べた後、 

「Checkout per favore.(チェックアウトお願いします)」 

と言ってチェックアウトしたら 

「サヨナーラ!」 

と片言の日本語で言われました(^^; 
私も 

「サヨナラ! Ciao a presto!(またね!)」 

と言い、ホテルを後にしました。 

ミラノ中央駅から 7:15発の Venezia 行きの列車に乗り、出発! 
列車に揺られているうちに、旅の疲れと心地よい列車の揺れのせいか、だんだん眠くなってきました。 

ここで寝てはいかん…… 
寝てる間にスリにあったり、荷物を置き引きされても文句は言えない…… 

寝てはいかん…… 

寝ては…… 

……… 

ぐぅ〜 

ぐぅぅ…… 

「……Scusi?」 

ぐぅ…… 

「……Scusi, 何とかかんとか……」 

……ん? 

見ると、signorina(イタリア人と思われる若い女性)が私に何か言っている。 
ああ、私が隣の席に荷物を置いていたので、「荷物を網棚に載せて頂けませんか?」ってことね。 
彼女のイタリア語は解らなかったのですが、状況を見て何が言いたいのか解りました。 

彼女は私の隣の席に座り、ノートを広げて熱心に読んでいました。 

しばらくして、ふと彼女のノートに目を落とすと、日本語がびっしり書いてありました。 

私は、学校に行かなければいけません。 
私は、駅に行かなければいけません。 

あなたは、部屋をそうじしなければいけません。 

彼は、彼女に謝らなければいけません。 

……ひょっとして、日本語勉強中? 
日本語を話せるイタリア人はほとんどいないと聞いたけど、彼女はなぜ日本語を勉強しているんだろう? 
日本に来たことがあるのかな? 
ちょっと話しかけてみようかな。 

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Category: イタリア

イタリア旅行記 5 (cinque)

●ここまでのあらすじ 
成田>機内で荻野さんと知り合う>ミラノに2泊 

◆3日目 ミラノ中央駅 

翌朝、目覚ましが鳴るより早く、5:30に起きた。 
着替えて出かける支度をし、フロントに鍵を預けると 

「colazione(朝食)食べないの?」 

と聞かれましたが、朝食開始まではまだ時間があり、早く Mantova(マントヴァ)に行きたかったので今日は食べずに出ることに。 

中央駅は、まだ人気(ひとけ)もあまりありませんでした。 
確か、ホームは2階だったな… 

2階に着き、パタパタ方式の案内板を見ると、Mantova 行きが6:15 に出発すると書かれてました。 

あと5分しかない… 

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Category: イタリア

イタリア旅行記 4 (quattro)

●ここまでのあらすじ 
成田>機内で荻野さんと知り合う>ミラノに1泊 

◆2日目  朝市 

Hotel Cristallo に戻ると、荻野さんが迎えに来てくれました。 
ロビーには、昨日と違うsignora(荻野さんの友人で、主婦と思われる女性)がいました。 
軽く自己紹介した後、ちょっと散歩することに。 

私「そういえば、ホテルの近くで朝市やってましたよ。」 
荻野さん「あらまあ。じゃ、ちょっとのぞいてみようかしら?」 

 


朝市では、服や野菜、日用雑貨、パソコン周辺機器から天体望遠鏡まで、本当に色々なものが売られてました。 
荻野さんと signora は、ポロシャツのような服を選んでいました。 

私「そういえば、さっき朝市を見てたら、アラブ人っぽい店員さんに『ニーハオ!』と話しかけられましたよ」 
荻野さん「あらあら。ニーハオっていうのは中国語でこんにちはの挨拶なのよ。あなたを中国人だと勘違いしたのね」 

いや、それはさすがに分かります…(^^; 
そうか、30年もミラノにいたらちょっと感覚がずれるんだな。日本のテレビも観てないだろうし。 

私「それにしても、ミラノってアラブ人と中国人がすごく多いですね」 
荻野さん「そうよ〜 この辺は、ミラノでも特に治安の悪い地域だから気をつけてね〜」 

…ええっ? 

荻野さん「大きな駅のそばは、どこも治安悪いわよ〜」 

そうだった。 
すっかり忘れてた… 
昨日、空港からホテルに着いた後、夜中に歩き回らなくて良かった。 

荻野さん「もし囲まれたら、何でもいいから大声あげるのよ〜」 

…はい。 

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Category: イタリア

イタリア旅行記 3 (tre)

●ここまでのあらすじ 
成田>機内で荻野さんと知り合う>ミラノに1泊 

◆2日目 Hotel Cristallo 
翌日起きれないのではないかと心配していましたが、意外とすっきり起きれました。 

さて、朝食を食べに行こう! 
「朝食はどこで食べられますか?」は 
「Dove posso mangiare la colazione?」だったな… 
早速試してみようと思ったのですが、エレベーターを降りたところに 
[ BREAKFAST ROOM→ ] という分かりやすい看板が出ていたので止めました。 

イタリア人の朝食は、菓子パンとコーヒーだけらしいのですが、ホテルの朝食はどこもコーンフレークやパン、生ハムなどから自由に選べるバイキング形式になってました。 
生ハムは噂に聞いてた通りおいしかった! 
日本のとは全然違いました。 

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Category: イタリア

イタリア旅行記 2 (due)

◆1日目 ミラノ市内 
しばらく車に乗っていると、荻野さんが 
「ここらへんからミラノ市内よ〜」 
と教えてくれました。 

残念ながらカメラもトランクの中だったので写真は撮れなかったのですが、いかにも歴史ある町並みが… 
アパートとかも、いかにも古そう。 
でも、まだ郊外なせいか、ちょっとボロい感じも。 

まあとりあえず、車の目的地がシチリアのアジトじゃなくて良かったと妙な安堵感に包まれました。 

ミラノ市内の東側(だったと思います)を走っていると、折角の歴史ある建物にスプレーの落書きが… 
この辺はちょっと治安が悪い地域なのかな? 
ちょっと残念な気がしました。 

◆1日目 ミラノ Hotel Cristallo 
荻野さん「ミラノ中央駅に着いたわよ〜 あなたのホテルはどこ?」 
私「すいません、ちょっとトランクに入れた地図を見ないと…」 

トランクから荷物を取り出し、signore(旦那さん)に地図を見せると、ホテルまで連れてってくれた。 
私が泊まるHotel Cristalloは、ミラノ中央駅から徒歩3分くらいの所にあった。 

荻野さん「じゃあ、またね〜 ciao ciao〜」 
私「ciao〜」 
荻野さん「そういえばあなた、普通のイタリア人の暮らしが見たいって言ってたわよね?」 
私「ええ」 
荻野さん「私、明日友人と一緒に朝市に行く予定なんだけど、よかったらあなたも来る? 朝市は安いし、何でもあるわよ〜」 
私「ええ、行きます!」 
荻野さん「じゃあ、明日14:00くらいに、メトロの S. Agostino 駅で待ち合わせましょうね! 近くで朝市やってるから」 

朝市なのに…14:00集合? 

荻野さん「朝市は17:00までやってるから。じゃ、Ciao arrivederci a domani! また明日ね〜!」 

ホテルに入り、フロントでHotel Voucher(ホテルの予約書のようなもの)を渡すと、あっさりチェックイン完了。 

フロントのsignore(旦那さん)に、ルームナンバーは uno uno cinque だと言われた。 
これは解る。115ね。 

さらに、わざわざ丁寧にフロアはFIRST FLOORだと英語で教えてくれ、鍵を渡してくれた。 
いや、そこまで教えてもらわなくても解りますよ。 

じゃ、115、115…と探しまわったのだが、なぜか部屋が見つからない。 
あれ?1階じゃなかったの? 
う〜ん、なぜ… 

あ、そうか! 
ひょっとして、イタリアって2階が1階なのか! 
と思い、1つ上の階に行ったら、やはりそこに115の部屋があった。 

なるほどね… 
ちなみに、エレベーターを見ると、 

地上階…0 
日本の2階…1 
日本の3階…2 

と書いてあった。なるほど。 
フロントのsignoreから見ると、わざわざ丁寧にFIRST FROORだと言っているのに地上階をいつまでもうろうろしている私は不審者だったんだろうな…(^^; 

ちなみに、部屋は日本のビジネスホテルとそんなに変わりませんでした。 
ちょっと広いけど。 

テレビをつけると、軍人さんが天気予報をやってました。

 

天気予報

 

 

※イタリアに来て、初めて撮影した写真がこれ(笑) 

へ〜、イタリアでは軍人さんがやるんだ〜 

日本みたいに、 
「続いてはお天気予報です。あいちゃ〜ん!」 
「はぁ〜ぃハート」 
みたいな展開を予想していると不意打ちを食らいそうだ。 

現地時間は20:40。 
なのにまだ外は明るい… 日本ではありえない光景だな。 

※ちなみに、21:00を過ぎると急に暗くなりました。 

ちょっと外をぶらぶらしようかと思ったけど、妙に眠い… 
そうか、機内で少し寝たとはいえ、日本時間だと今は午前2:00ごろだもんな。 
もう今日は寝よう…おやすみなさい。 

(つづく)

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Category: イタリア

イタリア旅行記 1 (uno)

Buongiorno! 
帰ってきました。イタ〜リアから。 
いや〜色々ありましたね。ホントに… 

トラブルもたくさんあったけど、とても楽しかった! 
大満足の旅行でした。 

あまりにも色々なことがありすぎたので、自分で何があったのか思い出すためにこの日記を書こうと思います。 

◆出発前夜 
私はイタリア旅行は今回が初めてで、しかもパックツアーではなく航空チケットやホテルの手配のみの無計画な個人旅行で、買い物の仕方なども全く知らなかったため、普段通っている渋谷のイタリア語教室で特別にプライベートレッスンを受けました。 

マルコ先生に空港での入国審査官とのやりとりや買い物の仕方を習った後、 
「ミラノのマルペンサ空港に着いた後、どうやってミラノ中央駅まで行くか知ってる?」 
と聞かれたので、 
「Non lo so.(知りません)」 
と答えたら首を絞められました(笑) 

丁寧にミラノ・マルペンサ国際空港からミラノ中央駅までの行き方やホテルまでの行き方、財布をすられないよう注意された後、最後に 
「親切すぎる日本人に気をつけてね。」 
と注意されました。 

親切すぎる日本人…どういうこと? 

◆出発日 
成田空港で海外ケータイを借りた後、「これが最後の日本食だ」と思い、お腹いっぱいそばと天丼を食べました。 
飛行機に乗ると、すぐに昼食が…(笑) 

隣に座っている日本人女性に 
「私、さっき食べたばかりなんですよ…」 
と話しかけると、 
「あらあら、そうなの?イタリア行きの国際線は、すぐご飯が出るのよ」 
と言われたので、 
「何度もイタリアに行かれた事があるのですか?」 
と伺ったところ、 
「私、ミラノに30年住んでて、去年日本に帰ってきたところなのよ」 
とのこと。 

おお、それは頼もしい! 
ちょうど今からミラノに行くところだからね。 

その女性の話を聞いていると、学生のときにオペラで賞をとり、ミラノに招待され「スカラ座」という有名なオペラ座で働いていたそうだ。 

その女性はミラノのマルペンサ空港に着くと、友人達と一緒に車でミラノ市内に移動し、歓迎パーティーが開かれるらしい。 
いいな〜 

「もし車に乗れたら、あなたも一緒に行く?」 
と聞かれたので 
「お願いします!」 
と答えました。 

成田からイタリアまでの飛行時間は約12時間。 
飛行機内は前面のスクリーンで最近話題の映画が観れたり、現在どこにいるかを観たりできますが、基本的にとても退屈でした… 
私の場合、機内で本を読んでいると酔うので、何かゲームでも持ってくれば良かったかなぁと思いました。 

映画を何本も見て機内に飽き飽きした頃、ようやくミラノに近づいてきました。 

しかし窓の外を見ると曇ってて何も見えない… 
荻野さんに 
「ミラノは見える?」 
と聞かれたので、外が曇ってて見えない事を伝えると、 
「ああ、そりゃミラノに着いたのねぇ」 
と笑っていました。 
ミラノはいつも曇りがちなのだそうで… 
本では晴れの写真しか観た事ないので知らなかった。 

◆1日目 ミラノ・マルペンサ空港 
空港に降り立つと、入国審査官のいるゲートへ向かいます。 
空港の中は…はっきり言ってボロい。 
天井は低いし、壁は汚いし… 
どう見ても田舎の空港にしか見えないけど、ここって本当にイタリア最大の空港? 

荻野さんに聞いたら 
「ええ、多分マルペンサ空港はイタリア最大よ〜」 
と言ってました。 
イタリアってこんなもんなのか…?と思い、ちょっとがっかり。 
ミラノの街の中もこんな感じだったらどうしよう?と不安になりました。 

入国審査を待っていると、荻野さんの知人と思われる日本人女性が近寄ってきました。 
荻野さんが、私と一緒に友人の車でミラノに行く事を告げると、 
「おばさんったら、すぐに人と知り合ったりおごったりするんやね〜」 
と話していました。 

で、いよいよ入国審査。 
入国審査官はもちろんイタリア人だが、ここは昨日マルコ先生とさんざん予習したので完璧! 
…と思ったら、パスポートにスタンプを押しただけで、ほとんど無言のまま入国審査完了(^^; 

アラブ系の人はちょっと時間かかってましたが、日本人はすんなり入国審査を済ませるようです。 

私は手荷物だけでしたが、荻野さんの知人の女性は預け入れ荷物があったようで、ベルトコンベアの前でしばらく荷物が来るのを待っていました。 

ちなみに、荻野さんはイタリア人の友人のために京都で日本人形を買ったりして、荷物が多すぎたので宅急便で送ったとか。 

荷物を受け取った後、空港の出口で荻野さんの友人のイタリア人と遭遇しました。 
一家で迎えに来たようです。 

私も 
「Buongiorno. piacere.(こんにちは。はじめまして)」 
と挨拶。 
よく考えたら、このとき現地時間で19:00過ぎだったので、「Buongiorno」より「Buonasera(こんばんは)」の方が正しかったのですが、まあ気にしない。 

そして、空港の前にある車にみんなで乗り込みます。 
私も乗るよう指示されましたが、ここで不意に、マルコ先生から 
「親切すぎる日本人に気をつけてね。」 
と注意されたことを思い出しました。 

親切すぎる日本人… 

ここで本当に車に乗っても大丈夫なのか? 
と、急に不安に… 
もしこのイタリア人一家が実はマフィアだったりして、このまま連れ去られたら、僕の行方は永遠に誰にも解らないぞ… 
本当に乗っても大丈夫なのか…? 

かなり悩みましたが、機内や知人の日本人女性とのやりとりなどから、たぶん大丈夫だろうと思い、車に乗り込みました。 
どうなることやら…

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Category: イタリア