■2日目 Roma Colosseo
さて、Roma といえばかつて世界の中心とも言われるほどの勢力を誇った街です。
「全ての道はローマに通ず」という格言(?)もありますし。
私はローマの歴史は全く知らなかったのですが、折角だからとイタリアに旅立つ前日にNHK高校講座の世界史↓を見て一夜漬けで勉強しました。
NHK高校講座 | 世界史(PC用動画ページ)
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/sekaishi/
う〜む、やっぱりコロッセオとフォロ・ロマーノには絶対行かないとまずい感じだなぁ。
しかし、フォロ・ロマーノは道路から見ると凱旋門と壊れた石柱が見えるだけで魅力がよく分からなかったのと、ものすごく暑かったのでとりあえずコロッセオから行くことに。
フォロ・ロマーノは石が多く使われているのですが、そのときは14時過ぎだったので、石が熱を吸収して熱くなっていたのではないでしょうか。
コロッセオは、やはり入場料がかかりました。
9ユーロと少し高いですが、このチケットで当日と翌日の2日間、フォロ・ロマーノなどにも入れるそうです。
コロッセオの中は、フォロ・ロマーノとは違い、ひんやりして涼しかったです。
屋内には昔の武具や昔のコロッセオの様子などが展示されていました。
観客席部分はさすがに崩れていて、ステージ部分も板が無くなってステージの下が見えていますが、2000年近く前の建造物がこれだけちゃんと残っているのはすごいなぁ。
ちなみに、コロッセオが使われていた頃は5万人収容でき、天井に布が張られていて、ステージに水を張ってボート競技をしたこともあったとか……
5万人収容できるドームといったら、日本だと東京ドームや福岡ドームになりますが、ステージに水を張ってボート競技するとか考えられませんよね?
2000年近くも前にそんな事やってたなんて凄すぎる(^^;
コロッセオの中にはお土産屋があり、ローマ帝国の歴史を絵入りで楽しく紹介した本が売られていたので買うことにしました。
本をレジに持って行くと、レジの Signorina(お姉さん)たちが楽しそうにおしゃべりしていました。
私がレジの前に立っても、なかなか気づきません(^^;
私「Scusi?(すみません。)」
Signorina「Ah, Prego.(あぁ、どうぞ。)」
私は本を買おうと Signorina に差し出したのですが、Signorina は本を右手で受け取ったままおしゃべりし続けました。
でも、さすがにお金を渡せば会計してくれるだろうと思い10ユーロ札を差し出したところ、Signorina は10ユーロ札を左手で受け取り、さらにおしゃべりを続けました(^^;;
しばらくして、
Signorina「で、お金は?」
とイタリア語で言って、既に受け取っていることに気づき、
Signorina「あぁ、も〜私ったら既に受け取ってた(笑)」
と楽しそうにおしゃべりしていました。
いや〜、ローマの人達は本当に面白いなぁ(^^;
コロッセオの近くにはメトロB線の Colosseo駅があるので、私はメトロに乗って Termini駅に戻り、一端ホテルに帰りました。
その後、マイミクのあずきさんやその友人の方と Termini駅のカフェでお会いし、少しお話しました。
いずれも、ローマに語学留学中の日本人の方です。
あずきさん達は紀元前のローマが好きなので、フォロ・ロマーノが大好きらしいです。
でも、今はフォロ・ロマーノの良いところが無料で観れなくなったので残念なんだとか。
そうなんだ……
てっきり、フォロ・ロマーノって壊れた石柱しか残ってないのかと思ってた。
何せ紀元前の都市だし。
明日、午前中のまだ涼しいうちに行ってみようかな……
その後、夕食を食べようと「地球の歩き方」というガイドブックに載っていた、Termini駅の近くのリストランテに行きました。
味はまぁまぁ良かったのですが、私が入った後「地球の歩き方」を見て来たと思われる日本人カップルや家族連れが続々入ってきて店内が日本人だらけに……
なんだか、日本のイタリアンレストランで食事している気分でした。
やっぱり、
- 日本のガイドブックに載っているお店(日本人だらけ)
- 大きな駅の近くや観光地のど真ん中にあるお店(高い)
- 日本語メニューのあるお店(日本人がやや多い)
は避けるべきかな……
まあ、日本語メニューが無いとどれがどれだか分からなくて、結局どこのお店にもあるものを頼んでしまいますけどね(^^;
(つづく)
2 Comments
コロッセオの観光って変わったのだ!
ちょうど30年前は、入場料・売店・展示なんてなく単なる廃墟。
猫が何匹もいましたけど・・・
もう一度行かなきゃ!
イタリアも、30年前は観光に力を入れてなかったのですね〜