■1日目 Roma
空港で列車に乗り、Roma の Termini 駅へ移動。
Termini 駅は Roma で1番大きな駅です。
写真を見ていただければ分かると思いますが、かなり大きい……おそらく東京駅より大きいのではないのでしょうか。
でも中の構造はシンプルで、特に迷うことはありませんでした。
Termini 駅で降りて、駅を出ないうちから知らない Signor(イタリア人のおじさん)に声をかけられました。
どうやらタクシーの客引きのようですが、とりあえず無視。
その後も数人のおじさんに声をかけられましたが無視して突っ切りました。
駅を出るまではあまり美しい光景に出会わなかったのですが、駅を出て少し歩くとローマらしい光景が。
何となくローマの雰囲気が伝わるでしょうか。
駅を出て5分ほど歩くとホテルに到着……のはずですが見あたりません。
まだイタリアに着いたばかりで目が慣れていないのでどの建物も同じものに見えてしまうというのもありますが、ホテルのあるはずの場所に行っても「H O T E L」の看板が見あたりません。
何度もあたりを往復し、ようやく私が泊まるホテルが独立した建物ではなく雑居ビルの5階だということに気づきました(^^;
なんだかイヤな予感。
ドアを開けようとしても、大きな獅子の扉はびくともしないので、とりあえずチャイムを鳴らしてみます。
Signor「Buonasera.(こんばんは。)」
私「Buonasera. Sono Daisuke. Ho prenotato oggi.(こんばんは。私はダイスケです。今日予約しているのですが。)」
Signor「Ah, Daisuke. Vembenuto.(あぁダイスケさん。ようこそ。)」
扉からガコッと音がしました。
中に入ると、もはやイタリアではおなじみの鳥かごエレベーターの登場。 もちろん自分でドアを閉めるタイプです。
もうイヤな予感全開。
ホテルに入ると、ごつくてメガネをかけた Signor がお出迎え。
ホテルの説明をイタリア語(英語も選択可)でしてくれるのですが、私のイタリア語力が不足しているため、いまいち何を言っているのか分かりません(^^;
とりあえず、部屋に案内して貰うことに。
私は Single room を予約したはずなのですが、大きな部屋にベッドが5つ(うち1つは2段ベッド)あります。
ふむ。 イヤな予感的中か。
Signor が「どのベッドがいいか?」と聞いてきたので、窓際のベッドを希望しました。
私「C’è altra persona?(他の人はいるの?)」
Signor「Sì. Ci sono 2 persone. un ragazzo e bambini.(うん、青年と子どもがいるよ。)」
子どもか……うるさそうだな。
というか、共同部屋って初めてなんだけど大丈夫だろうか……
バッグや財布を寝ている間や出かけてる間に盗まれたりしないかな……不安だ。
部屋でしばらく考えた後、やはり一人部屋がないか交渉することにしました。
私「Scusi, non c’è Single room? Non share room.(シングルルームはありませんか? 共同部屋じゃないやつ。)」
Signor「No. Mi dispiace.(ありません。残念ながら。)」
がーん。
