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イタリア旅行記 9(nove)

●ここまでのあらすじ 
成田>Milano>Mantova>Venezia>Firenze 

◆5日目 掃除 

Firenze の Santa Maria Novella 駅を出ると、そこはホテル街でした。 
私が泊まる予定のホテルもこの中にあるはずなのですが、これだけホテルだらけだと探すのが難しい…… 

 

しばらくして、私が泊まるホテル発見。 
ホテルの前で、たばこを吸いながら携帯メールを打ってる女性がいました。 
お客さんかな?と思い、そのままホテルに入ろうとすると、「Buona sera.(こんばんは)」と声をかけられました。 
その女性は、そのままホテルのフロントへ…… 

えっ!? 従業員だったの? 
大丈夫かな、このホテル……冷や汗 

ホテルバウチャー(予約証明書)を見せ、鍵を受け取り部屋に入ると、なぜか机の上にマクドナルドのドリンクカップが。 
ルームサービスの一種かな?と思い取り上げてみると、なぜか空でした。 

よく見ると、ゴミ箱にはたくさんのゴミが…… 
ベッドは散らかしっぱなし…… 
バスルームも濡れてる…… 

……掃除してないな。 

エレベーターで地上階に降り、フロントに行きました。 
でも、「部屋が掃除されていません」って、イタリア語で何と言ったらいいんだろう?と思い、電子辞書の文例を調べたら 

Le pulizie in camera non sono ancora fatte. 
部屋の掃除が済んでいません 

というドンピシャな文例が(笑) 
フロントには先ほどのたばこを吸っていた女性ではなく cinese(中国人女性)がいたので、早速試してみることに。 

私「Scusi, le pulizie in camera non sono ancora fatte. 」 
cinese「Scusa?(何ですか?)」 
私「Le pulizie in camera non sono ancora fatte. 」 
cinese「Scusa?」 

むむ…… 
今まで話したことのないような長い文章のためか、うまく通じない。 
仕方なく、電子辞書の画面を見せながら 

私「LE PULIZIE IN CAMERA NON SONO ANCORA FATTE!!」 

と大きな声で言ったらようやく通じたらしく、先ほどのタバコを吸いながら携帯を打っていたイタリア人従業員に「部屋が掃除されていないようです」ということを伝えてくれました。 

すると、イタリア人従業員は「Mi dispiace…(申し訳ありません……)」と言ってPCを操作し、新しい部屋の鍵を cinese に渡しました。 
そのまま、cinese と一緒に5階の部屋へ。 

新しい部屋は先ほどの部屋より広く、きちんと掃除されていました。 

私「…OK.」 

cinese は、「何かあったらフロントにお願いします。」みたいな事を言ってから「Ciao!」と部屋を出ていきました。 

……広い部屋だなぁ。 
ベッドがもう2つくらい入りそうだ。 
もしかして、掃除してなかったお詫びに最上階の広い部屋にしてくれたのかな? 

しばらくしてから、ちょっと街をぶらぶらするため出かけることにしました。 
そういえば、旅行前に日本円5万円を300ユーロに両替していたのですが、食事代などでほとんど使い切ってしまいました。 
そろそろ両替もしないと…… 

フロントに降りると、先ほどの女性従業員達はいなくなっており、signor(イタリア人男性)が1人だけいました。 

私は、 

「Scusi, mi sa dire dove il cambio?(すみません、両替はどちらですか?)」 

と言って地図を見せました。 
すると、signor は「ハハ〜ン?」という顔をして 

「Questa strada.(この通りだよ。)」 

と言いました。 
いや、その通りは結構長いんだけど……「その通りのどこ?」と聞いたら「行けば分かるさ。」みたいな事を言われました。 
そう言われても……と思いながらも、とりあえず出発。 

う〜む、ここはイタリア。 
こういったホテルは予想内ではあるけど、実際に遭遇すると結構不安になるな…… 
ホテルの前でタバコ吸いながらケータイメール打ってたり、部屋が掃除されていなかったり、道案内がいい加減だったりするのはちょっとヤバいのでは? 
旅行会社に電話したら、ホテルを替えてもらえるかな? 今さら無理かな? 

などと考えながら歩いていると、教えてもらった通りへ到着。 
あたりを見渡すと、右も左も [ E X C H A N G E(両替)] と書かれたお店ばかりでした(^^; 

その中の一軒の女性店員(黒人)に挨拶すると、「How many exchange?(いくら替えるの?)」と英語で聞かれました。 
う〜ん、とりあえず100ユーロ(約1万6000円)は欲しいな…… 
100ってイタリア語でどう言うんだっけ? 

私「え〜っと……ワンハンドレッド。(コラ!(笑))」 
店員「OK. onehundred.」 

※ちなみに、100はイタリア語で cento です。 
 100ユーロ換金するための手数料は17ユーロでした。 

◆5日目 日本語メニューあります。 

さて、夕食はどうしようかな〜と思いながら街を歩いていると、 

「日本語メニューあります。安心してお入り下さい。」 

と書かれた Ristorante 発見。 
う〜ん、ここまで日本語メニューのあるお店は避けてきたけど、まだあまり食べたいもの食べられてないしなぁ…… 

イタリア語のメニューだとフルコースの注文は難しいだろうし、今回は初めてのイタリア旅行なんだからまあいっか… 
もし日本語で「ご注文はいかがなさいますか?」と聞かれたとしても、それはそれで良い思い出だし…などと思いながらお店に入った瞬間 

「飲み物どうする? 1本? 2分の1? それとも4分の1?」 

というような意味の言葉を、Signora(女性ウエイトレス)が未だかつて聞いたことのないような早口のイタリア語でまくし立ててきました(^^; 

私「え〜〜〜っと…… Menu per favore.(メニューください。)」 
Signora「Sì.(はい。)」 

ふぅ〜助かった。 
メニューを見ると、どうやら2分の1とか4分の1というのは、どうやらワインの量のことらしい。 
1本だと1リットル、2分の1だと500ml、4分の1だと250mlか。 

私「Scusi, Vino bianco 250ml per favore.(すみません、白ワインを250ml下さい。)」 
Signora「Sì.(はい。)」 

さて、何を注文しようか…と思ってメニューを見ると、イタリア語や英語ばかりで日本語は書いてない。 
これも注文しなきゃいけないのか… 
でも、「日本語メニュー下さい」って、イタリア語で何て言ったらいいんだろう?(^^;
「Japanese menu per favore.」でも通じそうだけど、ここは辞書の文例で…… 

私「Avete un menu in giapponese?(日本語のメニューはありますか?)」 
Signora「Sì.(はい。)」 

ようやく日本語メニューを見ることができました。 
日本語メニューはイタリア語のものよりも明らかに品目が少なく、なぜか値段も書かれていませんでした。 
まあいいやと、antipasto(前菜)のスープと、primo piatto(1つ目の皿)のパスタとsecondo piatto(メインディッシュ)の魚を頼みました。 

 

antipasto とパスタはなかなかおいしかったです。 
さて、secondo piatto は…と思っていると、目の前にワゴンが運ばれてきて、Cameriere(男性ウエイター)が目の前で大きな焼き魚をさばいてくれました。 
おお、豪快だ…… 

早速食べてみると…Buono! なかなかおいしかったです(*^o^*) 

しかし、私には量が多すぎてなかなか食べ切れません。 
ゆっくり食べていると、最初に出てきたSignoraが「Basta?(終わり?)」と何度も聞いてきました(^^; 
最初は「No.」と答えていたのですが、あまりにも多くて食べきれず、最後は結局観念して「Basta.」と答え、皿を下げられました。 

で、Signora が「Vuoi un Caffè?(コーヒー飲みますか?)」と聞いてきたので、 

「Sì, un càffe per favore.(コーヒーください。)」 
と答えたところ、 
「Scusa?(何ですか?)」 
と聞かれたので、もう1度 
「Un càffe per favore.」 
と答えたところ、 
「Aiuto!(助けて!)」 
と助けを呼ばれてしまいました(^^; 

すると、先ほどの Cameriere がやって来たので、もう1度 

「Un caffè per favore.」 

と言ったところ、「Sì.(はい。)」と言ってすぐにコーヒーを持ってきてくれました。 
ああ、さっきは caffè のアクセントの位置が間違ってたのか。 
しかし、アクセントの位置が間違ってても通じて良さそうな気がするけど…… 

しばらくすると、会計が書かれた紙が出てきました。 
合計額を見ると…52,50 EUROと書かれていました。 
52ユーロってことは…約8,500円? 
えっ……マジですか? 
一瞬だまされたのではないかと思って明細を確認しましたが、 

Coperto     2,00 
Primo Piatto   18,00 
Secondo Piatto  28,00 
Caffè       1,50 
1/4 L. Vino Ca    3,00 
————- 
TOTALE Euro   52,50 

と特に不審なところは無し。 
むしろ、なぜか antipasto の料金が入ってない(^^; 
Secondo piatto(魚料理)はかなり高いけど…イタリアの物価はこんなものなのか? 

後で荻野さんやイタリア語教室の方に聞いたところ、やはりそんなものらしいです。 
いままでピザパンやパスタ程度しか食べてなかったから気づかなかったのですが、イタリアでの外食はどこも高いようで…… 

このままでは、せっかく両替したばかりのお金がなくなってしまうので、クレジットカードを使うことに。 
辞書の文例を確認すると、 

Posso pagare con la carta di credito? 
クレジットカードは使えますか? 

というものがあったので、先ほど「コーヒー下さい」が通じた Cameriere を呼びました。 

私「Posso pagare…」 
Cameriere「Sì!(了解!)」 

まだ言い終わってないのに(笑) 

しかしこの店、英語もイタリア語も分からない日本人がうっかり入ったらどうなるんだろう…… 
あの Cameriere なら何とかなりそうな気もするが。 

◆5日目 イタリアのTV 

その日は外も暗くなったのでホテルに帰り、おとなしくTVを見ながら過ごすことにしました。 
イタリアのTVって、やっぱりというか何というかトーク番組が多いですね。 
そして、なぜか画面の下に電話番号が常に表示されていました。 
どうやら、視聴者からの電話を受け付けているようです。 

犬夜叉などの日本のアニメも普通に地上波で放送されていました。 
あと、アサヒビールやぴちょんくんの広告も……(^^; 

さて、明日は Firenze の朝市にでも行ってみようかな? 
おやすみ〜 

(つづく)

Rg
Category: イタリア