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夜のナポリが想像以上に凄い件について(イタリア旅行記2009 その14)

●ここまでのあらすじ
飛行機でローマ着>ローマ市内を散策>列車でナポリへ>夕方に着くはずが、ストで夜中にずれ込む


■3日目 夜のナポリ

Cavour駅から降りた私の前には、カップルがバイクに2人乗りをしながら大声を上げつつ歩道の上を走り、紙くずが宙を舞う光景が広がっていました。

道いっぱいに紙くずなどが散らばり、遠くには人間の身長と同じくらいのゴミが積まれています。
ナポリのゴミ問題ってこういうこと……?

早くも帰りたくなってきたのですが、もう夜の10時なので今から別の街へ行って宿を取るのは難しそうです。

やっぱり、ローマでもう1泊して翌朝ナポリへ出発すれば良かったかな……と思ったのですがもう遅い。
ここからホテルに歩いていくしかありません。

で、地図に示されているホテルがある「はず」の場所に着いたのですが、ホテルらしきものは全くありませんでした
どうやら、私が持ってきた地図が間違っていたようです。

マイミクの Andy さんには「ナポリでは人にホテルの場所を聞かない方がいいですよ。どれくらいお金を持っている人か分かるから」と言われたのですが、こうなってはホテルの場所を人に聞くしかありません。
まぁどうせ、私が泊まるホテルは1泊50ユーロの安いホテルだし……

……待てよ。
ローマみたいに、また共同部屋だったらどうしよう……
ここで共同部屋はかなり危険そうだなぁ。

そんな事を考えながら歩いていると、小さな子供達の笑い声が聞こえてきました。
一瞬、「幻聴か?」と思ったのですが、角を曲がると肉屋の前で子供達がボール遊びをしていました。
こんな時間に?(P.M. 10:00)
よく見ると、肉屋のおかみさんがずっと子供達を見ています。やはり目を離すと危ないのでしょうか。

私「Scusi, mi sa dire come andare Hotel San Giorgio?(ホテル・サンジョルジョへはどのように行けばいいですか?)」

すると、肉屋の旦那さんらしき方が出てきて、「ああ、この先を左だよ」と教えてくれました。Grazie.

その後、教えられた場所に行ってもなかなかホテルが見つかりません。
もう少し先に歩くと、ナポリ中央駅そばの Garibaldi広場に戻ってきてしまいました。
夜のナポリで迷い始めて、早くも2時間が経過しています……

Garibaldi広場の周りには沢山のホテルがあり、4つ星の綺麗なホテルもありました。

今ホテルをキャンセルしたら違約金を取られるだろうけど、もう泊まる予定のホテルをキャンセルしてここに泊まろうかな……と思ったのですが、最後にマクドナルドの方に聞いたところ、

「San Giorgio はそこの角だよ」

と言われたので Garibaldi広場の角に行ったところ、建物の陰に Hotel San Giorgio を発見! 助かった〜

Hotel San Giorgio Napoli

※この写真は、翌朝撮影したものです。


San Giorgio では、Signor たちが暖かく迎え入れてくれました。
中は結構清潔で、もちろん共同部屋ではなくちゃんとしたシングルルームです。
わ〜い! TVも冷蔵庫もシャワーもある!
しかもシャワーからちゃんとお湯が出る!!(笑)

どれも当たり前のことですが、ローマの安ホテルがひどかったので妙に幸せを感じます。

※イタリアの安いホテルでは、シャワーから水やぬるま湯しか出ないことがあります。 まぁ建物が古いからね。

鍵もしっかりしてるし、窓ガラスも分厚いし、とりあえずこのホテルの中にいれば安全そうです。

ホテルの部屋の中

だがしかし。
まだ夕食を食べていません。

また外に出るのは怖いなぁ……
でも出なきゃ……
リストランテも見かけなかったし、どこで食べようかな?

私はマクドナルドが大嫌いで、普段は絶対にマクドナルドで食事はしないのですが、この時だけは店内が清潔なマクドナルドで食べるのが最も妥当な選択肢じゃないかとさえ思いました。

しかし、ホテルの近くにテイクアウトのピッツァ屋を発見したのでピッツァ2切れと「THE」と書かれた缶ジュースを買って帰りました。
「THE」とはイタリア語で「お茶」という意味ですが、中身はレモンジュースっぽかったです。
(ちなみに、「ザ」ではなく「テ」と発音するので注意。)

ホテルのロビーで、Signorに「Buon appetito!(良い食欲を!)」と声をかけられました。
ははは……Grazie.

ちなみに、このピッツァは出来たてでないにも関わらず、かなりおいしかったです。
さすが、ナポリのピッツァはひと味違う……

(つづく)

Rg
Category: イタリア